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ドバイで “くるり” を観る [そのほか]

ドバイとは、ちょっと関係のナイお話し。
それに、かなりワタシ的にかたよったお話しで・・・、スミマセン。

先日の一時帰国の際、以前からずっと欲しいと思っていたDVDを、ようやく
手に入れることが出来た。
ワタシの好きなバンド “くるり”の、横浜で行われたライブのDVDがソレ。
DSC09905.JPG

暑苦しいイメージのあるドバイと、くるりのボーカル・岸田さんのさわやかな
歌声はビミョーにミスマッチだけれど、彼の歌声が圧倒的な勝利をおさめ、
ドバイから瞬間的に、どこかよその世界へ連れて行かれた気がした。
そんなステキなDVDだった。

このくるりのライブは、よくあるロックなモノとはワケが違う。
2007年に発売されたCD「ワルツを踊れ」は、ウィーンで録音されたクラシック
の要素タップリな珠玉の1枚なのだけれど、その録音にも参加したウィーンの
オーケストラと一緒におこなったものなのだ。
ライブというよりも、コンサートという言葉の方がシックリくる感じの内容。
ハンガリーを離れてからというもの、もう滅多に聞かなくなってしまったさまざま
な弦の響きが、久し振りにとても心地良かった。

そして、このDVDを観ながら、音楽を聴きながら、ブダペストに居た時のコトを
思い出していた。
「くるりが新しいCDの制作で、ウィーンにいる。」
そんなニュースを聞いてからは、週末にウィーンへ行くたび、いつの間にやら
キョロキョロとしている自分に気がつく。
万が一の可能性を求め、いつもいつでも、ウィーンの街中でくるりを探していた。
ブダペストへ来たという話しを聞けば、そう滅多に足を運ばない観光スポットを
フラフラ。
結局、夢叶わず、くるりと出会うことはなかったけれど、何度も通ったウィーンと
いう好きな街で、沢山のステキな音楽が生まれた事実がやっぱりウレシイ。

だからやっぱり、ビミョーなミスマッチは否めないけれど、ワタシはここドバイで、
何度も何度もくるりのDVDを観る。
未だに慣れない、この先も慣れることのないであろうドバイで、時にはウルウル~
っとしながら観つづけるに違いない。
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