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バスクの旅② <スバラシイでシアワセ> [旅]

もう随分と前から、ココに行きたいと思っていた。

観光案内のパンフレットか何かで、とてつもなくココロ奪われる建物を見た
その時から、いつかゼッタイに行こうと決めていた。

モチロン、今回の旅は“食”というモノが大きな割合を占めていたのも事実
だけれど、負けず劣らず目的の1つだったのが、美術館。
その名は、“グッゲンハイム”。

1度見たら忘れられないソノ外観は、全ての外壁がチタンで出来ていて、
魚のウロコのようにキラキラと美しい。計算され尽くした曲線が、金属で出来て
いるとは思わせないやわらかさを演出している。
全くと言っていいほど建築物への専門的な知識は持ち合わせていないけれど、
そんなワタシでも「ゼッタイに実物を見なければ!」と強く強く思ったのが、この
グッゲンハイム。

コンテンポラリー・アートを中心に集めたこの美術館、あいにく内部は写真撮影
が禁止とのことでご紹介できないけれど、この外観に負けないスバラシイ造り。

ずっとずっと憧れていたグッゲンハイムを目の前にして、ワタシのテンションは
上がりっぱなしだったのだけれど、そんなワタシをさらにハイテンションにさせた
モノがある。

それが、この“わんこ”。植物で飾られた大きなオブジェ。

グッゲンハイムの正面入り口付近にドッシリと座っているこの“犬”は、モチロン、
季節によってそのカラダの色を変える。
ワタシが出会ったこの季節は、ほぼグリーン1色だったけれど、キレイなお花
の咲く季節には、赤・白・黄色のちょっと派手めな“わんこ”と化すらしい。
後ろ姿もぜひ・・・。

もう1つ、この街 ビルバオで観ておきたいモノは、ビルバオ川の河口に
架かっているビスカヤ橋。

昨年、世界遺産にも登録されたこの橋は、ビルバオ郊外の2つの街を結んで
いて、全長160mある橋桁の下には、人や車を運ぶためのゴンドラが吊り下げ
られている。
写真の中央から右側寄りを見ると、何か上から吊り下げされているのがわかる
と思うけれど、この人や車を運ぶゴンドラは、ここに住む人々の日常生活には
無くてはならない存在。

観光客には、橋桁を歩く・・・なんていう恐ろしいコトが許されていて(モチロン、
有料)、水面より45mの高さまでエレベーターで一気に上がると、あとはもう
ガンバルしかない。
高所恐怖症ではないワタシだけれど、正直、かなりスリリングな場所だった。
床板はちょっとグラついているし、隙間からは吊り下げられたゴンドラも良く
見える。

それでも、1893年に世界で初のゴンドラを吊り下げた“運搬橋”として誕生した
ビスカヤ橋の上を歩いたことは、それはそれでイイ思い出。
何より、無事に降りてくることが出来たからイイや。

写真でしか見たことのない憧れの場所や建物。
それらを実際に目の前にしたとき、そのときの感動が忘れられないから、
ワタシの旅はまだまだ続く。。。


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