リサイクルのこと

ショッピングモールの中で見つけたモノ。

リサイクル用のゴミ箱。
以前に比べると、このところ少しばかり増えてきている気がする。

シンガポールでは、家庭ゴミの分別は義務化されていない。
マンションでは、キッチンの横にあるダストシュートからゴミを捨てると、１階のゴミ収集所に自動的に行くようになっているから、外に出る必要がないのは助かる。
暑いからね。
ただ、何でもかんでも同じ場所に捨ててしまうコトに、モウシワケナイ気持ちになることも確かだ。

さて、そのリサイクル用ゴミ箱の近くには、こんな機械もある。

ペットボトルやアルミ缶のリサイクル用マシン。

１個リサイクルするたびに、スーパーで利用できる0.20ドル（約16円）のクーポンがもらえたり、まとめてリサイクルした場合は、テーマパークの乗り物チケットがもらえたりするそう。

ショッピングモールまで、わざわざ空のボトルを持ってくる人がどのくらいいるのかワカラナイけれど、こういうモノを置くことで、意識改革を促しているのかもしれない。


意識改革と言えば、数ヵ月前から「トレーの返却義務」も始まった。
フードコートで食事をしたあと、自分で棚にトレーを戻す必要があるというコト。
日本では当然のコトとしてやっていたけれど、ココでは基本的に、食事のあとのトレーはテーブルの上に置きっぱなしだった。
これまでは片付け担当の方がトレーを回収してくれていたのだけれど、コロナのこともあってか、“義務化”というキビしい決定がなされて、みんな粛々と守っているよう。
フードコートの奥には、トレーを返却する棚が新たに設置されている。

９月１日からは一層キビしい処分が科せられるようになる予定で、１度目は警告文、２度目以降が罰金だそう。
以前から、その厳しさがクローズアップされていたシンガポールだけれど、今後はさらにキビしさが増していくようだ。

さて、話が逸れてしまったけれど、リサイクル関連のお話をもう１つ。

ショッピングモールの中では、こんなリサイクル･ボックスも度々目にしている。

小型の家電製品用リサイクル･ボックス。
USBコードやヘッドホン、携帯電話やノート型パソコンなどなど、このBOXに入る電化製品であれば、何でも入れていいらしい。


“入れてはいけない物”として書かれているのは、こんなモノ。

液体や食べ物、プリンター、ノコギリ、ドライヤー、アルカリ電池などなど･･･。
当然でしょ･･･と思うモノがほとんどだけどね。

シンガポールのリサイクル事情については、まだまだ知らないコトが多そう。
いろいろ見つけていきたいと思いマス。