お座敷喫茶へGO！

ここブダペストで最近気になる、気に入っているカフェがある。
その名も“お座敷喫茶”。まぁ、ワタシが勝手にそう呼んでいるだけ。

その名の通り、靴を脱いで床に座る。
正しくは、靴を脱いで床に座る席もある・・・となるのだけれど。
一見すると、ちょっと暗めのヨーロッパ調のカフェ。ネコ足っぽい丸テーブルが
並ぶ。
でも、その奥にあるのは、“お座敷”。

１階がインド方面の書籍や雑貨などを扱う、ブダペストではまだちょっと
異質なお店。
その２階が、ウワサの“お座敷喫茶”となっている。
基本はお茶の専門店で、インドの紅茶はモチロン、中国茶やら日本茶、
色々なフレーバーティが楽しめる。
それもポットでたっぷり出てくるから、まさに“お座敷”にはもってこい。
長居すること、必至。

日本の小洒落た和風居酒屋にでもありそうな、２人用に仕切られた個室が２つ。
タタミにも近いマットの上には、お座布団（・・・風のクッション？）。
個室以外にも、低い、四角い、言うならば“ちゃぶ台”っぽいテーブルが２～３個
置いてあるお部屋や、もっともっとテーブルがあるちょっと広めのお座敷もアリ。
大きめのクッション（座布団代わり？）で、まったりと過ごすカップルがわんさか。
そんな、“お座敷喫茶”。

少し照明を落とした店内、アジアっぽいランプからこぼれる光。
靴を脱いで、横座り。
小さな低いテーブルにヒジをついて、日本茶をすする。
ふと、日本にいるような錯覚に陥る瞬間。
あとは、美味しい和菓子があれば、言うことないのに・・・。

お茶の葉が入った缶が、奥にたくさん。

目を凝らして見てくださいな。
うっすら～と低いテーブルやらお座布団が見える・・・はず。

＜今日のハンガリー語＞
　【 Teazo 】 　テアーゾー　・・・ 紅茶の喫茶店　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※ a と o に ’が付きます。