SSブログ

久しぶりのオーケストラ [日常]

週末、久しぶりにオーケストラの演奏を聴きにいった。
ドバイに来てからというもの、音楽とはずいぶん疎遠になっていて、クラシック音楽が大好き・・・というほどでもないこのワタシでさえ、なんとなく物足りなさを感じたりもしていた気がする。
これまで住んだ街はどこも、オペラ座やコンサート・ホールがあって、その演目や内容も、かなり充実したものだった。
まぁ、ポーランドはショパンが生まれた国だし、ハンガリーはリストが生まれた国。
そりゃ、当然・・・という感じだけどね。

ドバイでは、なかなかクラシック・コンサートが開かれないようなので、偶然に見つけたこのコンサートはとっても貴重な気がして、すぐに予定表に書き込んだ。
さて、肝心のオーケストラはと言うと、" Youth Orchestra of the Middle East " という名前。
オケ1.JPGオケ4.JPG
日本語に訳すと、“中東青少年楽団”といったところだろうか。
ドバイ・カレッジが主催している音楽コースで学んでいる、若い生徒さんたちによって構成されたオーケストラで、どうやら、普段の練習の成果を発表するためのコンサートだったらしい。
ドバイ・カレッジ内にある劇場で開かれたコンサートは、“そういうワケ”で無料だった。

久しぶりのクラシック・コンサートということで、少し気負っていたワタシだったけれど、観に来ていた人たちの多くは、オケのメンバーの家族や友達だったようで、その場はまさに、“発表会ムード”満点の雰囲気。
さほど人数が多くないこのオーケストラのメンバーは、当然だけど、ホントに若かった。
オケ2.JPGオケ3.JPG
演奏が始まると、緊張のせいなのか、アチらコチらでナニかを落とす生徒さんたち。
演奏中に、トランペットのマウスピースや鉄琴のバチを落とすオケを、初めて見た。
音やテンポのズレも、こうなるとご愛敬という感じで、途中からはドコか、ココロの中で“最後までガンバって・・・”と応援してるワタシがいた。

そんな彼らの、お世辞にも上手とは言えないけれど、一生懸命な演奏を聴いていたら、フト自分の学生時代を思い出した。
中学校時代に所属していたブラスバンド部は、ワタシの入学と同時に新設された部で、メンバー全員がほぼ素人。
人数も多くなく、やっぱり上手とは言えなかったけれど、それでも、みんなで演奏するコトが楽しかったし、それなりにガンバっていたと記憶している。

ドバイで聴いた久しぶりのオーケストラは、そんな懐かしい音がした。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

サラダオイルの広告お祈りのしかた ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。