ドバイは祝日

本日、ドバイは祝日。
建国記念日だそうだ。
１９７１年にイギリスから独立した、アラブ首長国連邦の３７回目の
大切な記念日。

ドバイやアブダビを含む、７つの首長国から成り立っているのが
アラブ首長国連邦（U.A.E.）なのだけれど、正直、この２つ以外、
残り５つの首長国のコトはよく分かっていないワタシ。
車でちょっと走れば行けるトコロばかりなのだけれど、まぁ、U.A.E.
で一番発展しているドバイに住んでいるから、特に必要に迫られる
ことがなければ、きっとなかなか行くことはないだろうなぁと思う。
それでも、“シャルジャにあるセントラル・マーケットは安い”とか、
“フジャイラにあるJALホテルのお寿司は絶品”なんて話しもちょい
ちょい耳に入ってくるから、いつかは行ってみたいケドね。

祝日のドバイの街では、あちらこちらの建物に４色のU.A.E.の旗が
掲げられていたり、車に旗をつけて走っていたりと、それなりにお祝い
ムードが漂っていた。
とにかく、ドコもカシコも旗だらけ・・・。


スークと呼ばれる市場にも、４色の国旗がたくさん。


雑貨屋さんの旗、多すぎ！


長っ！

地元のテレビでは、しきりに “オメデトー！”というニュースを流して
いたり、街のナショナル・フラッグではイベントが開かれたりと、それ
なりに盛り上がっていたようだけれど、それでも、お祭りゴトの大好
きなドバイらしい派手派手な演出は少なかったような気がして・・・、
ちょっと残念。
ワタシはドバイ・モールへ出かけて行ったけれど、案外すいていたし、
みんなフツーに買い物して、フツーに食事してた。

シェイク・ザイードという、アブダビまで続く主要幹線道路の中央分離
帯に、なんとなくお祝い気分を盛り上げてくれるような、ちょっとした
ネオンサインの飾りがついていて、夜にはキレイにライトアップされて
いるのも、まぁお祝いの１つ。
それと、昨日海岸沿いを走るジュメイラ・ロードでは祝賀パレードが
あって、学生を中心に数百人がお祝いのために集まったそうだ。
ドバイの建国記念日は、こんな感じ。

それよりも、やっぱり首都アブダビのほうが、派手派手な演出がある
ようだ。
建国記念日を祝う大きなデコレーション。（地元新聞より）

このあと、こちらの時間の夜８時半からは、大々的に花火が上がる。
またまた“ワールド・レコード級”という話しもあるので興味シンシン
なのだけれど、さすがにここドバイからは見えないか・・・。

まぁ、週の真ん中にポツンとあるお休みは、なんとなく過ぎていって
しまうものだ。
それよりも、今週末からの始まる連休の方へ、みんなの気持ちは向
いているのかもしれない。
ワタシの気持ちは、向いている。

日本に比べると格段に祝祭日の少ないドバイで、前回の連休は１０月
の初旬、９月のラマダン月が明けたお祝いのお休みだった。
今回のお休みも、やっぱりイスラム教の祝日。
“犠牲祭”という名の祝日で、自分を“犠牲”にしてまでも、神にこの身
を捧げます～という意味合いがあるそう。
さすが、信仰深いイスラム教ならでは・・・・。

そんな大切な祝日が、ワタシにとっては別の意味で大切で、こういう
機会を上手に利用しなければ、ここドバイからは気軽に旅行へ出かけ
ることができない。
そして、１０月の連休のとき同様、ちょっとでもボヤボヤしていると、飛
行機はただちに満席、ホテルも一杯・・・という状況に陥る。

知ってたのに、またボヤボヤしてた。。。

まぁ、秋の旅行が随分と予算オーバーだったから、今回はおとなしく
過ごしてみることにしようかなぁ・・・と、たまには主婦らしいコトも思い
つつ、やっぱりガイドブックを開いてみる。
涼しくなってきたから、それこそ、７つの首長国巡りなんかも楽しそう。

７，８，９日とお休みになるので、その直前の週末をくっつけて、なんと
５連休。
さて・・・、無事ドコかへ旅立つことができるのか、今のところはワタシ
にもワカラナイ。