ドバイで“肉まん”発見！

肉まんを見つけた。

カリフール・エキスプレスという、大型スーパーの縮小版の店舗。


普段よく利用している、大型サイズのカリフールでは見かけたことがなかった
けれど、ナゼだか縮小版のソコにはあった、その肉まん。


冷蔵コーナーにさりげなく置かれていたワケではなく、お惣菜のショーケース
に並べられていた。
この場合、そのお惣菜担当のオジサンに一声かけて取ってもらう・・・という
余計なアクションが必要になるワケで、手に持った時点で買うことが前提。

かなりキョーミ深々な目をしながら、そのショーケースの前を行ったり来たりの
ワタシに、オジサンがすかさず声をかけてきた。
こうなると、買わずにはいられない。
自己主張することがより大切なトコロにいるというのに、相変わらずの“ＮＯと
言えない日本人”・・・、反省。

まぁ、とりあえず話しのタネにと、チキン味のソレを買ってみた。
肉まんと言えば、“豚まん”と呼ぶ地域があることからも分かる通り、普通は
豚肉を使っているはず。
でも、ココは豚肉ご法度のイスラム教国。
味のチョイスは、ビーフとチキンとベジタブルの３種類。

さて、試食。

見た目だけでも美味しそう～に思えるようにと、とりあえずセイロで蒸しなお
してみた。

セイロいっぱいの大きさで、ボリューム満点な感じ。
ちなみに、コレ１つ、約１５０円也。

しっかりと蒸し上がったら、とりあえず半分に割ってみた。



「・・・・・・・。」
具の少なさに、ア然。
この白い生地の部分、確か“肉まんの皮”と呼んでいたような気がする。
でも、でも、コレじゃぁ“皮”じゃなくて、ただのカタマリだ。
おまけに悲しいかな、この生地の味がイマイチなのだ。
チキンはちょっと甘めの味付けで、日本で食べるところの“チャーシューまん”
っぽく、まぁ合格ライン。
でも、この具の量は、やっぱり反則なのでは・・・。

ドバイでせっかく見つけた肉まんだったけれど、ザンネンながら不合格。
日本のコンビニで売っている肉まんが、今はとっても愛おしい。