ブルガリアで見つけたカワイイ看板

ここドバイで、今さらながら色んな思い出を振り返る毎日。
日常の有り余る時間の中では、そんなコトが楽しみの１つにもなる。
“老後の楽しみ”として残していたはずの大量の写真たちが、すでに“今の楽しみ”
となっているのは予定外のコトだけれどね。
ここ数年間で溜まりに溜まったアルバムを開いてみれば、忘れていた記憶がジワ
ジワと蘇ってくる。

訪れた国は覚えていても、さすがにちょっとした街中の１枚・・・なんて写真は、なか
なか覚えていないもの。
ブルガリアを訪れたときの写真を見ていたら、すっかり忘れてしまっていた“お気に
入り”があったコトを思い出した。

そもそも、ブルガリアに行った理由は、知人の結婚式に出席するためだった。
首都ソフィアへ向かい、観光スポットにもなっている、街中の“聖ネデリャ教会”で
行われた式に参列した。

ブルガリアの教会の中は、ワタシが知る教会に必ずあるような長椅子が並んでい
ないので、出席者はみんな立ったまま式を見守る。
初めて見るブルガリアの結婚式は、初めて見る儀式ばかりで、ザンネンながらその
記憶はあいまいなのだけれど、とにかく感動したことを覚えている。

そして、コレが“最初で最後”のブルガリア訪問だろうと、ひと通りの観光スポット
巡りをした２泊３日だった。


バルカン半島最大を誇る、“アレクサンダル・ネフスキー寺院”や、“聖ニコライ・
ロシア教会”が、人気の観光スポット。
いずれも、ソフィアの街の中心部にある。

衛兵の交代にも遭遇。


ツーリストが訪れるのはほとんどが教会で、そもそもさほど大きくないソフィアの
中心部の観光スポット巡りは、丸１日あったら持て余してしまいそうなほど。
それよりも、ブルガリアへ行ったならばゼッタイに行っておきたいのが、世界文化
遺産にも登録されている“リラの僧院”だ。

ソフィアからは車で２時間ほど、南に向かって走っていくと、しだいに山の中へと
入っていく。
そのリラ山の奥深いトコロに突如現れるのが、ブルガリア正教の総本山とも言わ
れている“リラの僧院”。
静かな自然に囲まれて、何とも言えない荘厳な雰囲気を醸し出していた。


・・・と、コレじゃぁすっかり、ブルガリアの観光スポット紹介になってしまう。

いやいや、ワタシが紹介したかったのは、タイトル通りの“カワイイ看板”。
ソフィアの街にある地下教会の裏手辺りをフラフラ～っと歩いていたら、フト目に
飛び込んできた気になるナニか・・・。

カッ、カワイイ・・・。
どうやら、おもちゃ屋さんの看板らしい。
こんなバージョンもあったりして・・・。


コレを紹介したかっただけなのに・・・ね。

そうそう、街中に停まってた車もカワイかったのでパチリ。


モチロン、濃厚～なヨーグルトもしっかり頂いてきたし、ブルガリアの特産品でも
あるバラを使った“ローズ・ウォーター”や“ローズ・オイル”もしっかり手に入れた。

ブルガリアって、案外オススメな国かもしれない。
空港の税関にいるムスッとした顔のお兄さんだって、“琴欧州”って言うとニコッと
してくれるしね。
そんな思い出に浸る、ワタシのこの頃。