日本語ってムズカシイ <カタカナ編> [日常]
これまでも、街中で見つけた “ちょっと間違っちゃった日本語” をご紹介してきた。
フシギな日本語を見つけると、やっぱり気になってしまうから仕方ナイ。
日本語を教えていた時、多くの学生たちが苦戦していたのが「カタカナ」。
本来 “外国語” である言葉を、わざわざ日本特有の文字に起こす上、発音の違いなどもあって、正しく書けるようになるまで相当な時間がかかっていた。
「COFFEE」1つとっても、耳では「カフィー」(?)と聞こえる言葉を「コーヒー」として覚える上、「こーひー」ではなく「コーヒー」と書く。
ひらがなと漢字の2つだけでも大変なのに・・・。
ただ、そんなカタカナは、“覚えるのが大変” という気持ちを超えて、“難しすぎて笑っちゃう” と感じていた学生たちが多かった気がする。
授業中、ちょっと学生たちが眠そうになると、よく「カタカナ・ミニテスト」をしたのも、そんなことからだ。
いわゆるディクテーション、聞き取って書くテストなのだけれど、コレが、想像以上に盛り上がる。
それまでダラ~ッとしてた子たちも、急に前のめりになって、私の口元をジッと見てた。
聞き逃すまいと、どんな時よりも熱心になる。
学生たちが圧倒的にニガテなのが、長音と拗音。
いわゆる「ー」を使ってのばす音と、「キャ キュ キョ」のような小さい文字と組み合わせる言葉。
あまりに分からずアチコチから悲鳴が上がったり、独りブツブツ何度も繰り返し言ってみたり。
毎回出題していた言葉は、「ディズニーランド」。
長音も拗音も入ってる上、これまた書き間違いが多い「ン」も入ってるから、いいお題。
そして、サッカー好きの学生たちが多いクラスで盛り上がるテッパン・ワードが、コレ。
「クリスティアーノ・ロナウド」。
まずは、長さに圧倒されて書けない・・・。
それでも、毎回やっていくうちに、どうにかこうにか覚えていってくれることがウレシかった。
・・・と、前置きが長くなってしまったけれど、ココでも、「やっぱりカタカナは難しいのねぇ」と思わされるコトが多々ある。
特に、お店の看板にね。
お気に入りのインド料理店も、その1つ。
“カタカナ間違いあるある”の基本中の基本だ。
「北イソド料理」。
それと、最近よく目につくのが、この間違い。
とあるカレーライス屋さん。
コレにはナンの問題もナイのだけれど、別の看板を見ると・・・。
コレ・・・。
長音の記号「-」も、縦にしてほしかった。
他のお店にも、同様の間違い。
う~ん・・・分かるよ、分かるケド。
コレは、とにかくよく目にする間違いだ。
最後に1つ、オマケの話。
カタカナとは関係ないけれど、最近気になった日本語。
ケバブロールがおいしいお店「Stuff'd」。
そこの店員さんが着てたTシャツに、思わず目がいった。
「つめた」。
いやぁ、確かに Stuff'd (=Stuffed)を訳すと「詰めた」だけれど・・・ね。
言葉を生業にしているワタシとしては、ここは「たっぷり詰まってる」とか「おいしく詰められてます」とか・・・、そんなニュアンスがほしいトコ。
まぁ、勝手に言ってるだけダケド。
イギリス生まれの服のブランド「Superdry」では、「極度乾燥(しなさい)」というサブのロゴが書かれているし、もう、どんな日本語でもアリな世の中だと思うべきなのかもしれない。
それでも、やっぱりちょっとツッコミたくなる性分デス。
フシギな日本語を見つけると、やっぱり気になってしまうから仕方ナイ。
日本語を教えていた時、多くの学生たちが苦戦していたのが「カタカナ」。
本来 “外国語” である言葉を、わざわざ日本特有の文字に起こす上、発音の違いなどもあって、正しく書けるようになるまで相当な時間がかかっていた。
「COFFEE」1つとっても、耳では「カフィー」(?)と聞こえる言葉を「コーヒー」として覚える上、「こーひー」ではなく「コーヒー」と書く。
ひらがなと漢字の2つだけでも大変なのに・・・。
ただ、そんなカタカナは、“覚えるのが大変” という気持ちを超えて、“難しすぎて笑っちゃう” と感じていた学生たちが多かった気がする。
授業中、ちょっと学生たちが眠そうになると、よく「カタカナ・ミニテスト」をしたのも、そんなことからだ。
いわゆるディクテーション、聞き取って書くテストなのだけれど、コレが、想像以上に盛り上がる。
それまでダラ~ッとしてた子たちも、急に前のめりになって、私の口元をジッと見てた。
聞き逃すまいと、どんな時よりも熱心になる。
学生たちが圧倒的にニガテなのが、長音と拗音。
いわゆる「ー」を使ってのばす音と、「キャ キュ キョ」のような小さい文字と組み合わせる言葉。
あまりに分からずアチコチから悲鳴が上がったり、独りブツブツ何度も繰り返し言ってみたり。
毎回出題していた言葉は、「ディズニーランド」。
長音も拗音も入ってる上、これまた書き間違いが多い「ン」も入ってるから、いいお題。
そして、サッカー好きの学生たちが多いクラスで盛り上がるテッパン・ワードが、コレ。
「クリスティアーノ・ロナウド」。
まずは、長さに圧倒されて書けない・・・。
それでも、毎回やっていくうちに、どうにかこうにか覚えていってくれることがウレシかった。
・・・と、前置きが長くなってしまったけれど、ココでも、「やっぱりカタカナは難しいのねぇ」と思わされるコトが多々ある。
特に、お店の看板にね。
お気に入りのインド料理店も、その1つ。
“カタカナ間違いあるある”の基本中の基本だ。
「北イソド料理」。
それと、最近よく目につくのが、この間違い。
とあるカレーライス屋さん。
コレにはナンの問題もナイのだけれど、別の看板を見ると・・・。
コレ・・・。
長音の記号「-」も、縦にしてほしかった。
他のお店にも、同様の間違い。
う~ん・・・分かるよ、分かるケド。
コレは、とにかくよく目にする間違いだ。
最後に1つ、オマケの話。
カタカナとは関係ないけれど、最近気になった日本語。
ケバブロールがおいしいお店「Stuff'd」。
そこの店員さんが着てたTシャツに、思わず目がいった。
「つめた」。
いやぁ、確かに Stuff'd (=Stuffed)を訳すと「詰めた」だけれど・・・ね。
言葉を生業にしているワタシとしては、ここは「たっぷり詰まってる」とか「おいしく詰められてます」とか・・・、そんなニュアンスがほしいトコ。
まぁ、勝手に言ってるだけダケド。
イギリス生まれの服のブランド「Superdry」では、「極度乾燥(しなさい)」というサブのロゴが書かれているし、もう、どんな日本語でもアリな世の中だと思うべきなのかもしれない。
それでも、やっぱりちょっとツッコミたくなる性分デス。